「いや、関係ある。


なら明日、必ず屋上に来いよ、いいな!


じゃ、俺こっちだから!」


「あ、六花!」


六花は片手を挙げて、言うだけ言って走り去る。

天は手を伸ばすが六花には届かなかった。


「……なんで私も行かなきゃいけないんだ……」


天はそう溢した。