[琉愛side] そんなこんなで家に間宮君を泊めることになってしまった…。 あのあと、間宮くんは散乱した紙を拾うのを手伝ってくれたあと携帯を教室に忘れたらしく、取りに行った。 今は帰り道なのですが…。 (あ、ちなみにこの学校は私の家から近いので、歩きで通ってます。) 沈黙……。 ど、どうしよう…! その沈黙を先に破ったのは間宮君だった。 「いきなりごめんな…。ちょっとうちの事情で…。」 「い、いやっ!全然大丈夫、だけど…。事情って…?」