「コルセット巻いとくから、
しばらくは安静にな。あと痛み止め出しとく。
それから、一週間後にまた来いよ」
「絶対つれてくる」
え、怖いよ。流斗
「んじゃ、お大事になー」
コルセットを巻かれて薬をもらった
「姉貴、帰ろっか」
「うん」
少しだけ笑みを浮かべた
お腹の痛みが少しひいた気がする
「大人しくしててよ?
俺、夕方には帰ってくるからさ」
家に着いてソファに座ると流斗に言われた
「わかってるよ。
痛いからどこにも行かないから」
「約束だよ。
いなかったら、紅蓮の奴ら総動員で探すから」
え、それは大変
「わかったって。ほら、行ってきなよ」
「……行ってくる」
渋々といったように出ていった
はぁー、やっと一人になれた
少し寝ようかな…
なんか、いろいろと疲れ…た
莉琉side end