というか、着替えないじゃん!


仕方ないから家に帰ってからにしよ


「………幹部室に行ったら流斗いるかな」


「…………居るんじゃね。
つか、シャワー浴びるんじゃなかったのかよ」


あくびをしながら上半身を起こした優羅


「だって、着替えないし…
家に帰ってから入ろうかなって」


「………着替え?あぁ、ないのか。
んー、仕方ねぇな。幹部室いくぞ」


私の手を掴んで歩き出した


ちょ、優羅?


「………なんだよ 」


「手、別に掴まなくても……」


「……じゃあ、繋げばいいのか?」


そう言う事じゃない!


「いや、離してって……」


「……それは無理。
お前フラフラしてどっか行きそう」


そ、即答された