美緒はともかく、浅葱や雄大が私とまた一緒にいたいなんて思ってることはきっとない。





 浅葱は、無駄に背が高くて、私はいつも見下ろされてた。


 
 目つきも悪くて、仲良くなり始めたころは、”怖い”という思いもあった。




 『普通に立ってても、お前のつむじがガン見できる』



 そう、楽しそうに笑った浅葱。