ピンポン、ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン、ピンポーン…。



 気持ち悪い。




 しつこい。



 …怖い。



 一度インターホンの嵐が止んだかと思えば、また始まり、結局20分ほどあの二人はインターホンと格闘して、諦めたように帰っていった。