言われるがまま海音についていった。



すると、あるクラスに辿り着いた。





そこは私達の教室と隣に3つ離れた教室だった。




「美羅!!あの人じゃない?」




そういわれての海音が指しているほうを





みてみた。





そこには




3ヶ月前ぶつかってしまった人が




海音の友達という人と話していた。




「あの人と話してるのが私の友達!」



教室はそんなに離れてないけれど







私達がいつも使う階段とは違う階段を







使っているためすれ違うことがほぼない。









海音に聞いた話によると



その人が私とぶつかった日





海音の友達に





そのことを話していたらしい。




だから海音がその友達に話した時




わかったというのだ。