最初は同じような顔の人なんてこの世にたくさんいるだろう、ただそう思っていただけだった。



でもあの日を境に



完全に重なってしまった。


あの人に。





だからもう失わないために



もう涙を流させないために




『俺が守る。』




あの日の俺はそう決意した。




そしてその時から俺はずっと追いかけ続けた。