side紫

あ。尚じゃん……
また、朝から騒がれてますね〜

『おっは〜ん』

「お、おう」

え?なんか、困ってる?
あ、そっか……

『あんた〜、今日こそは、言えたんでしょうね〜。』

そう、尚は虹恋の事が好きなの…
そんで、もって私は尚の事が好き…
まぁ…伝える気は無いけどね…?

「と、とにかく。虹恋の所に行ってやってくれ、アイツなんか、変だったから。」

ぁ…ほら。
コイツの頭の中には私は居ない…

『ほんと、虹恋の事ばっかり……』

ぁ、言っちゃった……!

「ん?なんか、言ったか?」

よかった…のかな?
聞こえてなかった……

『……ふっ!ううん!なんもない…!じゃ!虹恋の所にいってくるは!』

「ぉ、おう!頼むは!」

はぁ〜。ほんとに、コイツは……
まぁ、こんなとこも好きだけどねっ♪

『ほ〜い』