『ハァ』

バシっ!

『いったぁ〜…』

〔おっはよ〜!どーだった?言えた?〕

あ、梶村 紫(かじむら ゆかり)だ。
彼女は、私の大親友でもあり幼馴染み!
因みに、すっごく美人で優しんだから!

『おはよ!って、痛いよ!朝から叩かないでよ!も〜!』

〔ごめん、ごめんって!〕

〔で?言えたの?アイツに〕

紫が言うアイツってのは…そう
私の好きな人 尚 の事なんです!
前から、大親友の紫には、相談してて色々助けられてるんです…

『そ、それが…』

言おうとしたけど、学校が近くて周りの女子達に阻止されてしまった事を、紫に話した。
そしたら…

〔はっははは…〕

案の定、紫は大爆笑してて…
もう、ほんと、少しは慰めて欲しいもんですよ…ちょっと睨んでみた

〔ごめん、ごめん!はっははは…〕

最後の方笑ってて言えて無かったし……。

『もう!頑張ったんだよ?!なのに、ひどくない?!』

〔頑張ったのは、認めよう!でも、結果が…はっはは〕

ハァ。紫は、笑い始めたらしばらく笑ってるから。ほっとこ……。

あ、そーだっ!中庭いこっ♪