:*女の子目線*:

綺麗な桜吹雪が目に止まり、数秒眺めてる君


「綺麗だね?桜」

『え?あぁ…なんか俺たちが付き合い始めたのは、冬のはずなのに桜を見てたら思いだして…』


最初何を言っているのかわからず不思議に思いながら桜吹雪を見返す


そんな綺麗な風景に目を奪われて時間が経ったのに気づいた



君の方を見ると頭に桜が数枚乗っている



「あ…そういえば告白してくれた時もこんな風に雪が降ってたね」


『あ!それでか、さっきから変にドキドキするから何のことかずっと考えてたんだ笑』


「じゃあ、これからは何か降るたびにドキドキしちゃうの?笑」



冗談を言い合って笑う私達、ドキドキして
るけど風景は綺麗で目の前には大好きな君がいて…この瞬間が幸せで堪らない


けどこの時間が永遠じゃないって考えると
とっても怖くなるの…
来年、君は私のとなりにいてくれる?
まさか、今年の冬にはもうほかの子と笑ってたりするのかな?…って


こんなどうしようもない不安があってしょうがないの…

でもね…


『なぁなぁ』

「?」

『俺たちずっと一緒にいような!これから先も雪と桜を…いや、それ以外の物もいっぱい見て思い出をたくさん作ろう!』

『これから先もずっと…愛してるよ』



あなたがこの言葉を私に言ってくれるたびに未来の私達を信じたくなるの