一人取り残された私は、何故かトクントクンと脈打つ鼓動を胸に、ボーッと金髪さんの出て行ったドアを眺めていた。




久々に人と話せた感動と、夢のような時間。




私は、「ふふっ」と軽やかな笑みを零すとベットに横になった。




いつもは寝付くまで暇な時間が、今は心がいっぱいいっぱいて心地良い。




ねぇ、この日の出会いがなければあんな事件………起きなかったのかな??




私が君に声をかけなければ、未来はもっと、良くなっていたのかな……??




ごめんね………颯太。