自分の席に座ると机の上には国語・社会・数学のテストが置かれていた。 今の時間は理科。 もちろんノー勉野郎には用紙に書かれている問題の意味すら分からない…。 とりあえず、ア・イとか適当に記入し、机に突っ伏していた。 「ちゃんと書いたのか?」 と見回っていた担任が私のア・イしか記入のない回答用紙を見て微笑んだあと、 笑みを向けながら持っていたボールペンで会心の一撃を私の額にヒットさせた。