彼も異変に気づき心配そうに尋ねる。


「真央?大丈夫か?歩ける?」


保健室まであと少しなのにここで立ち止まる訳にはいかないし彼にも迷惑かけちゃう。


「…歩けますっ。」


私は、足を前に進めたがここで限界が来たのかそのまま彼の背中に突っ込むように倒れた。