「みゅー、いまさら何驚いてんだ」




私が口を開けたままポカン、としていたので慧人がつっこんできた




「だだだって、結婚……」




「今までとたいして変わんねぇじゃん」







たしかに、昔からず~っと一緒にご飯とか食べたり、遊びに行ったりしてたけどさ………






結婚てことはさ………







「これから美羽と慧人君も“キョーダイ”だな!仲良くしていこう!」







やっぱりー!!
そういうことになるんですよね!!






こ、困る…………







「まぁ、まだ籍は入れないつもりではいるんだ。せめてお前達が成人してから……」


「結婚とか言っても、ただまずは一緒に住むって形で……」





慧人ママが顔を赤くしながらそう言って来た






「別に反対とか、んな事はするつもりないよ」





私がそう言うと、二人はお互い顔を見合わせて笑った







し……幸せそうだな





二人のラブラブっぷりに言葉も発せずにいると




「じゃあ、家はどうすんの。片方の」




…と、慧人はおかまいなしに二人に尋ねた