美「私、バカだよね。星覇の皆に裏切られて……挙句には記憶を失うなんて、バカだよね。」


やっぱり、思い出していたか

美生の目から微かに泣いていた


守「バカじゃないよ。」

美「皆は、裏切らないよね?星覇の皆みたいに私を見捨てる事はないよね?」

美生の目は闇に染まり返っていた

まるで、あの時と同じだ

初めて、俺らと会った時と同じ目


空「大丈夫だよ!僕達は星覇みたいに裏切らないよ!」

海「僕達は仲間なんだから!」

美「ほんとに?信じていいの?」


美生の声は震えていた