美「…さっきぶりですね。」
今日はついてない…
何でこんな時に会うんだろう
郁「おい、何でお前がここにいる。」
何でって言われてもなぁ…
美「別にいいじゃん、私の勝手でしょ?」
こいつらを見ていると余計にイライラする
あれっ?
知らない女子が私を見てビビってる?
…なんで?
瑠「美生ちゃん…何でいるの。ま、また私をいじめるの?」
また、虐める?
何、言ってるの?この人…
またって言われても、私はあんたのこと知りませんよ?
美「アハハッ、面白いこと言うんだね。またって言われても私はあなたのこと知りませんよ?て言うかさ、ほんとあんた達誰ですか?自己紹介でもしたら?」
私は言った。
そしたら、あの人たちは驚いていた
そして、私の方に向かってくる人がいた
私はびっくりした
この人…私に似ている…
あっ、でも世界には似ている人は3人いるって言うよね?
真「美生…だよな?」
私に似ている人はそう言った
美「そうですけど…あんたは誰ですか?何で私の名前を知ってるの?」
私は言った
そしたら、私に似ている人は静かに泣いていた
私はそれを見て焦った
私…変なこと言った?
真「何、言ってるんだ?俺だよ、真生だよ」
真生?初めて聞いたな
だけど、何だろう…初めて聞いたはずなのに、懐かしい響きだなぁ
だけど、分からない…
美「ごめん。初めて聞いた」
真「そんなはずない。俺らずっと一緒にいたじゃん」
ずっと一緒にいた?
どういうこと?
美「知らない」
私は答えた。
真生って言う人の次の一言に私はびっくりした
真「知らないって…そんなはずない。俺ら血の分けた双子だろ。家族、だろ?」
ふ、双子?家族?
私はそんなの知らない。憶えてない
記憶を失った時、私は家族は要るかを考えていた時があった
だけど、思い出そうとす度に頭が痛くなる
だから、私は考えるのはやめた
もう、どうでもいいから
私はそう思った
美「…私は知らない。」
真「美生…?」
美「憶えてない」
真「えっ?」
あぁ、もういやだなぁ
こいつらに関わったらどくなこともないと思うなぁ
美「知らない!!私はあんた達のことは知らない!あのさ、あんた達は私のこと知ってるみたいだけどさぁ。私はあんた達のことは知らないの
真生って言う人、双子だっていうけど私は貴方のこと知らないから…
もう、二度と私に関わらないで!!!」
私はそう言い、走って屋上からでた
出ていく際に私のこと叫んでいた人がいたけど私はそのまま無視して走った