まさか、美生が瑠香を、いじめるなんて

あいつを俺は見損なった。

幻滅した。


そう思っていたら、学校に着いた。

女1「きゃ〜、星覇の皆様よ。」

女2『お美しいわぁ。」

はぁー。今日もあいついるよな。

瑠「怖いよぉ~、またいじめられる。」

瑠香もこんなにビビッてる。

どうしてくれるんだよ。アイツ、マジで許さねぇ

そして、教室に着いた。

あれ?アイツまだか?

俺等は遅刻しずに今日来たのに、アイツ着てないな。

珍しいこともあるんだな。

ガラッ

俺等の族の先輩。一応、先生。

先「え〜、昨日もって、神崎美生が退学届けを出した。」

はぁ?!あいつが退学届け?!

周りは歓喜の声に包まれた。

あっ、アイツ逃げたな?

俺は少しびっくりしたけど、真生の驚きは半端ない

あれ?ていうか、なんで真生がびっくりしてんだ?

真「センセー、マジで美生退学届け出したんですか?」

皆、一斉に真生を見た。一番知っていそうな人物なのに知らなかったのか?まぁ、家に帰っていないからしょうが無いか。
でも、電話とかメールですることができるのに、アイツ、真生にも黙っていたのか

先「あれ?お前、双子の兄なのに、何も聞いて無いのか?」

真「は・・・はい。」

先「俺も理由までは知らない。理事長も聞いて無いみたいだしな。」

真「そうですか。」

先「これで、HRを終わるぞ~。」

奏「ね、ねぇ〜屋上に行こ?」

動揺しながら奏が言った。

郁「そうだな。」


俺等は一旦、屋上に行った。