守SIDE

あれから、もうすっかり美生と皆は仲良くなった



空「ねぇ知ってる?また星覇が暴れたらしいよ〜」

海「へぇ〜、何で暴れるんだろうね〜?」



星覇…美生の元いた場所。

前の俺らは美生は星覇を裏切ったと思ってたけど、違う。

美生は裏切ったりしてない。反対に裏切られたんだと。



だが、しかし美生は記憶はないって事は星覇も憶えてない。




美「星覇…?」

守「どうした?」

美「あっ、ううん。何かどっかで聞いたことのある名前だなって思っただけ。」



記憶は失っても感覚とかで憶えてるのか?

悩んでる美生。思い出したら、ダメだ。

思い出したら…美生が壊れる。



そう思った俺は、本当に美生が好きなんだって思った。


美生を守ってやりたい。助けてになれる男になりたい。




守「…ほら、星覇は日本Ⅰの族だから聞いたことあるんじゃねぇーか?」

美「あっ、そっか。そうだよね」