星覇の皆はいた。

下っ端の人達も。




美「皆、来たよ。」

真「美生!!」




最初に声を出したのは真生にぃだった。

私に近づくと抱きついた




真「遅いから心配したんだぞ !」

美「少し遅れてもいいでしょ。…相変わらずのシスコンだね。てか離れて」



そう言うと離れてくれた。



美「さて、星覇の皆さん本当にお久しぶりです。」

郁「美生…」

美「記憶の無かった時の私って結構ヤバかったね。あっ、潤くんあの時はごめんね?痛かったよね?」

潤「…いや…」




もう、本当にあの時の事は反省してる。

記憶が無くても何やっちゃってるんだろうね、自分って。

思い出しただけでも恥ずかしい。




美「記憶が戻ったきっかけはざっくり言うと真生にぃが悪いね。記憶の無い私を家に招くわ。過去の話をするわ。そのせいで事故に遭うわ。散々な目にあったんだよね。」



郁「はっ?そうなのか?真生」

真「……」

樹「図星」

郁「後で覚悟しとけ。」




これはドンマイだね。

私は悪くないね。真生にぃ…ザマァ。

真生にぃが家に招かなければ、不幸な目には遭わなかったのよ!

こればかりは助けられないよ。

ご愁傷さま!