真生side



ほんとに?夢じゃないよな?

美生が記憶を取り戻したって…本当なんだよな


奏「やった!!みーちゃんが記憶を取り戻した!!」

樹「良かった…」

真「だな。」


俺も嬉しい。

やっと思い出してくれたんだから


潤と郁斗はまだ唖然としてた


真「どうしたんだ?」

潤「俺が瑠香を連れてこなければ良かったって後悔して、合わせる顔がないんだ」


確かにな。

だけど、過ぎたことは仕方ないことだ。


真「元気だせって!美生は逃げないって」

潤「そうだな」


そして、郁斗か…


真「郁斗。」

郁「夢じゃないんだよな?ほんとに美生は…」


俺は無言で頷く


郁「良かった…良かった…」



郁斗らしくもない。

こんな弱気なんて…

郁斗はずっと良かったしか言わない



美生…こいつらも今ではこんなに愛されてるんだよ

どうか、昔みたいに…戻れるといいな


真生side