『う、うん。』


戸惑いながらも答えた。


?「俺も、好き。特にその桜が一番。」


『あなたも…。』


悠「あなたじゃなくて、おれ、川口悠暉(かわぐち ゆうき)」


『悠暉…。』

なんだろう?不思議な感じ。どこか愛おしいような…。


悠「お前は?」


『私?私は北森知愛。』


悠「知愛か…。よろしくな?知愛。」

そう言って悠暉は満面の笑みでニコッと笑った。


ドキンッ


悠暉の笑顔を見ていると一気に顔が赤くなるのが分った。