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蒼「ねぇ、」


『ん?なに?』


蒼「ここの学校の校舎裏の桜、おっきくて綺麗なんだって。」


『桜?へー。見てみようかな?にしても、その情報どこから手に入れたの?』

蒼「誰かが話してるのを聞いた。」


蒼海の情報網にはいつも驚く。


桜…。すごく見てみたい。


蒼「知愛は見たいんでしょ?桜。いいよ。見てきて。」


『蒼海…。ありがとう。じゃ、見てくる!』


なんだろう?すごく惹きつけられる。早く行きたいって気持ちが溢れ出してくる。


今思えば、これも運命だったのかもしれない。