『あ?』


悠「校舎裏におっきな桜があるんだ。桜、好きだろ?見てこいよ。」


桜好きの俺には美味しい情報だった。
それに、今行かないとなにかのチャンスを逃してしまう、そんな気がした。


急いで桜を探しに行くとすごくおっきな桜を見つけた。


すごく、すごく綺麗だった。近くで見たくなって近づくと、1人の女子がいた。


トクンッ


彼女を見ていると胸が高鳴った。気づいたら俺はそいつに話しかけていた。


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知愛、か。すごくしっくりくる名前。
なんでだろうな。