「じゃあ、行ってくるね」





とパタパタ足音をたてて元気良く出ていった、みー。 とは、反対に固まっている皆。





「み、みー先輩って、バカ何ですかぁ?」





目を見開いたまま質問する楓に、





「ち、違うと思うよ‼ ほら自転車なかったんでしょ?」





なんとかフォローする紅葉、





「いや、あれは異常だろ」





バッサリと棘のある返事をする來、





「まぁ、美咲ちゃんらしいって言ったら、らしいけど、」





呆れた声で話す優磨、





「…………」





そして、何も言えない自分達。



まぁ、これも慣れましたよ。



初めなんて、。