心の中ではそう思うが、見てて飽きないので止めることはない。 もちろん皆。
(あ、一部は除く)
「優磨、何してんの?」
「何って、聞いてるだけだけど?」
「それにしては近すぎない?」
「そうかな~?」
ニコニコニコニコ。
部屋の中に広がる笑顔は、嬉しい時の笑顔ではない。 むしろ、恐ろしいくらいだ。
その雰囲気を崩したのは、
「……五月蝿い」
(霧斗ぉぉぉぉお‼)
何々何々何!? この自由さ! 起きて一言目がそれ何ですか、おい。
「あ、霧斗くん。 おはよう」
にこーっと笑うみー。 これを世に言う天使と言うんだろう。