そこにタイミング良く ( ? ) 入ってきた蓮。
目の前の光景を見て驚いているのだろう。 固まっている。
「何してんの?」
(やっと出た言葉がそれかーい‼)
その声に気づいたみーが蓮の側に駆け寄る。
「蓮くん、! あのね、優磨先輩が」
「イヤ、はぁ!? 美咲が声出すからじゃん!」
「我慢する方が無理ありますよ‼」
なんだか怪しい話になってますよ、お二人さん。
「優磨先輩がいきなりっ、」
「いきなり? 何したっていうのさ~」
なんて言いながらみーに近づく優磨。
これはあれだ。 イジル態勢に入ったな。
「いや、ちょっ、近」
「んー?」
(うわぁ、みー可哀想)