『…………はぁぁぁぁぁぁ!?なんで!?』

母「パパが言ったのよ?雅、先週校長殴って退学になったじゃない?それで、黒川第一の理事長が知って

  る人でね、簡単に転入させてくれるっていうから!」

 『理事長誰?』

母「それは学校についてからのお楽しみ☆」

 『はあ………』

母「それと、はい」

  お袋はオレになにやら紙袋を渡してきた

 『なにこれ?』

  紙袋の中には、茶髪のウィッグ、茶色のカラコン、黒川第一の制服が入ってた

母「もちろん男子校だから、変装して行かなきゃ!」

 『はぁ、わかったよ』

母「ちなみに、月達も一緒の学校だからね~☆」

  オレはお袋の部屋を出て自分の部屋に戻った

 『なんでオレが黒川第一に通わなきゃいけねぇんだよ』

  そんなことを言いながら着替えるオレであった