《翔也side》
「翔也ぁーーー!
一緒に行こうぜー!」
帰りのHR後、クロが俺に向かって叫んだ。
「おっけー!
じゃあ、チャリんとこで待ってるわ」
俺らは高校入学してすぐ親友になった。
クロは面白くて優しくて、すげー仲間思いなやつ。
同じ野球部だったこともあって、ずっと一緒にいる。
で、そのまま同じ塾にはいった。
学校がおわるといつも一緒にいくんだ。
ぼーっとしながら駐輪場で待ってたら、クロが走ってきた。
「わりぃ。遅れた。」
「全然! んじゃ行くか!」
「おう!」
塾へ向かう途中、俺はふと思いついたことを聞いてみた。
「なぁ。昨日お前が話してた女の子ってだれ?」
「あぁ。
あいつは小学校が一緒だったんだ。
中学から私立の学校に行ったから、会うのは5年ぶりくらいだったな。」
「ふーん。」
「なんで?」
「いや、お前が女の子と話すなんて珍しいなーと思って。」
「そりゃ男子校だからな」
「そりゃそーだ」
そんなたわいない話をしながらチャリをこいだ。
そーいや俺、クロの小学校時代のこと全然知らねーや。
あとで聞いてみよっと♬
そんなことを考えてたら塾についた。
今日もまた、いつもと同じ放課後だ。
「翔也ぁーーー!
一緒に行こうぜー!」
帰りのHR後、クロが俺に向かって叫んだ。
「おっけー!
じゃあ、チャリんとこで待ってるわ」
俺らは高校入学してすぐ親友になった。
クロは面白くて優しくて、すげー仲間思いなやつ。
同じ野球部だったこともあって、ずっと一緒にいる。
で、そのまま同じ塾にはいった。
学校がおわるといつも一緒にいくんだ。
ぼーっとしながら駐輪場で待ってたら、クロが走ってきた。
「わりぃ。遅れた。」
「全然! んじゃ行くか!」
「おう!」
塾へ向かう途中、俺はふと思いついたことを聞いてみた。
「なぁ。昨日お前が話してた女の子ってだれ?」
「あぁ。
あいつは小学校が一緒だったんだ。
中学から私立の学校に行ったから、会うのは5年ぶりくらいだったな。」
「ふーん。」
「なんで?」
「いや、お前が女の子と話すなんて珍しいなーと思って。」
「そりゃ男子校だからな」
「そりゃそーだ」
そんなたわいない話をしながらチャリをこいだ。
そーいや俺、クロの小学校時代のこと全然知らねーや。
あとで聞いてみよっと♬
そんなことを考えてたら塾についた。
今日もまた、いつもと同じ放課後だ。