…と意気込んだものの、練習になると
やっぱり…だめ…泣
「あー、もうどうしてこんなに体育ができないんだぁーー!」
そうやって叫んでいると
「そんなに叫んで大丈夫?」
「えっ⁉もしかして聞こえてたの⁈」
「聞こえてたって笑 自然と耳に入ってくる声だったよ?」
…うっそ〜…そんな…
「お見苦しい姿を見せてすいませんでした。」
はぁ〜またやらかしちゃったよ…
シュンとなっている私の横で
「…ふっははは!間中さんってそんなに面白いとは思わなかったよ」
佐藤くんは笑いすぎて、お腹を抱えている
「…そんなに、面白かったの?」
「だって、そんなあからさまに落ち込んでるから」
「だって、まさか聞こえてるとは思わなかったし…」
「大丈夫だよ。それが間中さんらしいし」
「私らしい?」
「うん。あ、また練習再開するみたいだよ」