(*´╰╯`๓)♬*゜
原因はすぐわかった。
透だ。
門には透さまファンクラブってピンクの垂れ幕がかかっている。
なんなんだ?これは?
ってか!!肝心な透は女子たちの人混みに埋もれている。
助けてあげたいけど。
無理かな。運動神経だけは良い私だが、さすがにあの人数は無理だ。
透。ふぁいと!ココロノ中で
これしかできねー。
あぁー。とりあえず、通してくれないかなー。
、、、、、?!?!?!
「*☆★◆★☆★☆★◆!!!ったぁ!!!!!」
頭上から降ってきた痛みを私は二度と忘れることはないだろう。
涙目になりながら振り向くと、
透がいた。
「おまえ。うるせぇ。っつーかメールみたかよ?」
「よくここまで来れたね。メール?あ!!みてないです。」
自分から送っておきながらまったく、気にしてなかった。
「あぁ?やっぱりか。このままじゃ遅刻するな。俺たちには2度目はないぞ。しかたねぇから野良猫コースでいくか。舞、運動神経だけはよかったよな?ついてこい。」
2度目は無いのは事実だからとりあえず頷く。
けどまって?野良猫コースって?
それだけは説明してほしい。
嫌な予感しかしない。
そんな気持ちのまま透の進む道をついていっていたら、、、、