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 私の返事がないのを不思議に思ったのか彼は首だけ振り返る。


 「俺、お前の事好きだよ?」

 『っ、』


 今私、絶対に顔真っ赤だ。


 真っ赤な顔を見られたくなくて俯くと、彼は距離を少し詰めた。

 彼が少し近づいた事に驚いた私はベッドの上で後退した。

 すると彼もベッドへと上がり私との距離をさらに詰める。



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