「「「「「は！！！？？」」」」」



私以外皆が声を発した


まぁ、普通に考えて年頃の女の子と年頃の男の子が一緒に寝るってなかなかないよ……


愛梨「はぁ……しょうがないなぁ……お姉ちゃんの部屋で寝よっか……あ、なんか、アイス食べに行く？？」



春仁「うん！」



春仁は髪が肩ぐらいでショートカットヘアより長い、顔はカッコいいと可愛いが混ざってる感じでクラスや学校でも人気らしい。


ましてや、家にまで押し掛けてくる女の子沢山いる。でも、春仁がこんなに甘えてきたことは一度もない。


たまに、ぎゅってして？とか言うときもあるけどそれ以外なにもなかった。





私達を見ていた涼介が



涼介「弟くんのお世話大変だね……あ、弟くん名前何て言うの？」



春仁「木暮春仁……」



涼介の質問の声とは裏腹にどす黒い低い声を出した。



涼介「ふーん……そっか……あ、俺の名前は山田涼介。よろしくね。春仁くん。」





涼介が自己紹介をしたとき春仁が固まった。