「うん。やっぱさ、3人だからちょっとは、やっぱあると思うのね、1人になっちゃうことが。でもさ、あれだよね。それでも“私達は3人で仲いいからたまたま、今は私が1人なだけ。”って思えるような安心がほしいってことだと思うんだよね。時間はかかるかもしれないけど、きっとちょっとずつそういうふうになると思うよ。」


「まぁ、3人でちゃんと仲良くできるようにっていう気持ちでこれからやっていくと思うけど、もし自分が1人になってる期間が長いなって思ったら、…できたら、できたらだよ?無理にじゃなくてもいいんだけど、私抜きで3人で話し合えるといいね。」


「それでも無理だったら私を頼って。」


そして、先生は少し笑って言った。


「ほんとは、“あーこれで頼られなくなるのかー”って寂しいんだけどね笑。でも、そうやって3人が自分たちで解決できような関係になることを望んでるし。」


「…じゃあ、2人とも言いたいこと全部言えた?大丈夫?」


2人が頷く。


「よし!じゃあー、解散!笑笑」


机を直して、帰った。