部活をやって疲れた中の帰宅。
「ただいま、、、」

真っ暗な家。いつもはいる母の笑顔がない。その光の存在がいないだけで不安に駆られる。

「今日帰り遅いもんね、、、」

そうつぶやいて、お風呂に入る。

「ただいま〜雛!」
「おかえり〜、、、、、、」

母の声がする。父も一緒だ。
靴の音。お父さんは脱ぐときに踵を鳴らす癖がある。音だけでわかる。
それだけ好きな両親の存在。

「家に誰か来ても開けちゃダメよ!絶対!本当に本当に絶対!」
「??、、、んーわかったー。」