李斗side

ガチャ、バタン。

瑞稀行ったな。

洸「じゃあ李斗さん。失礼しまーす!」

「あ、待て。
翠龍、お前らに頼みがあるんだ。」

風「なんですか。」

「斗輝のことだ。
あいつには、闇がある。神矢 風磨、お前はもう気づいてんじゃないか?」

風「ああ。最初に目を見たときに気づいた。あいつの目は闇に染まっている。」

そうか。やはり、気づいていたか。
こいつは鋭いからな。さすが、総長だな。

「頼む。あいつを、斗輝を救ってくれないか。俺達には救えなかったんだ。」

風「達?」

「ああ、俺と悠真だ(まあ、それだけじゃないがな)。」

風「頼まれるまでもねー。あいつは俺達の仲間だ。絶対に助けてみせる。」

湊「そうですね。斗輝は仲間ですから。」

洸「うん!僕も、絶対に斗輝を助ける!」

秀「俺も!」

蒼「(コクッ)」

フッ。やっぱりお前らに任せて正解だったな。

「ありがとな。斗輝を頼んだ。」

翠「はい!」