「みんなあんなこと言ってたけどすぐ仲良くできると思うからっ」




みんな翔里くんのかっこよさに
嫉妬してるんだよ、きっと。




…ま、みんなかっこいいけど。




「そうだよねっ俺、仲良くできるよう頑張るよ」




翔里くんは健気に笑っていた。




ッ……!
こんなにいい人なのに…!




その健気な姿に胸を打たれていた。




「翔里くんの部屋はここだから自由に使ってね!私、ご飯作ってくるから出来たら呼ぶね」

「分かったよ。ありがとね」



翔里くんを部屋に残して階段を降りた。




急いでご飯作らないと
みんなお腹空いてるよねっ