「ま、俺はどうでもいいけど」




唯一李苑は認めて?くれていた。




「俺、何か嫌われてる感じだね…」




と、苦笑いをする翔里くんに
心が痛んだ。




翔里くん、こんなにいい人なのに
なんでそう言うこと言うのよ!




「みんなで仲良くしないとご飯作らないから!」

「え~…」




佑聖くんはうるうるとした目で
私のことを見つめてきたのだった。




うっ…!
そんな顔したってダメなんだから!




「と、とりあえずそういうことだから!みんなよろしくね!翔里くん、部屋案内するからついてきて」




今だ文句を言いたそうな顔した
2人と李苑くんを残してリビングを出た。