ママは私の心を見透かすように
優しく微笑んでくれた。




それからママとたくさんのことを話し、
昼ごはんを最後にみんなで食べ終えると
ママは出かける準備をした。




「今度はいつ戻ってくるの?」

「そうねぇ~まだわかんない♪」




あはははっと呑気に笑っていた。



「亜胡さん、美璃は俺に任せてください」

「佑聖くん、美璃をよろしくね」




と、結婚話のような会話で
恥ずかしくなって顔を赤らめた。




「僕たちだって美璃ちゃんのこと諦めてないからっ」

「佑聖に美璃は渡さねー」

「あははっ2人とも頑張りなさい♪」