いっ、一緒に寝るって
絶対変なこと考えてるでしょ。




そんなにニコニコ笑ってると
逆に怖いんだけど……!




「ほらっ冗談はいいから早く部屋戻って!」




そう言って私はブーブーと文句を言う
佑聖くんを無理矢理部屋から押し出した。




なんかさっきの佑聖くん、
いつもと感じが違うような…




どこか焦っているようで
切なげだった気がしたんだけどっ




……気のせいか。




大きな欠伸を一つすると
一気に眠気が襲ってきた。




明日に備えて今日はもう寝よう。




今日のことを思い出しながら
眠りについたのであった。