璃流蘭「天然じゃないから。」

私の周りの奴らはなんで私を天然にしたがるんだか。

陽「リーリーは疾風さんに会いたいの?」

璃流蘭「会ったら北斗を愛せなくなりそうで怖い。」

陽には気楽に言えるんだろうね。

陽「北斗もがっちりリーリーを捕まえとかないからね。」

璃流蘭「違うんだよ。私が疾風に未練が残ってんだよ。突然別れが来たからね。」

なんか一言くらい言って欲しかった。

陽「会いに行くの?」

璃流蘭「自分からは行かないよ。北斗を裏切ることになるからね。」

陽「でも疾風さんが会いに来たらわかんないでしょ?」

陽…。
お前は何を考えてんだか。

璃流蘭「そうかもな。」