北斗「倫太郎さん‼︎璃流蘭に尽くしたのは家のためだけにですよね?璃流蘭の気持ち考えた事あるんですか?族にいた人が人の心がわからないなんて笑えますよ。」
北斗…。
倫太郎「北斗くん?」
流以「今までは倫太郎の言う通りにしてきた。だからリルちゃんを羽桜家の後継者として育てるのも賛成した。でも本人にその意思がないなら無理にはおしつけたくない。」
お母さん。
『何があっても私はリルちゃんの味方だからね。』
この言葉の約束は一回も破らない。
璃流蘭「お父さん。これ以上、私に押し付けるのであれば、自殺しますよ?」
ポケットにしまっておいた、ナイフの刃をリルの首に向ける。