今まで何人に恋をしてきただろう。
今日恋に終止符を打つ。
いや、終止符を打たれてしまった。
ひろはさっきまで付き合っていた彼。もう元彼。
2年半付き合っていた。
なんとなく結婚するのかな、なーんて思っていた。私だけ。
なんでも言い合えた。
喧嘩もした。
しかし他に女がいたらしい。
知らなかった。
気配すらなかった。
気付かなかっただけだろう。
ここまでくると鈍感としか言いようがないよね。
「最悪な男と結婚する前にわかって良かったじゃぁん」
マヤが明るくなぐさめてくれた。
マヤは幼稚園からの幼なじみ。
私の性格も恋愛も全て知っている。
今日ランチに誘ってくれたのもマヤ。
食が進まない私に無言でサラダを分けてくれた。
「だってさぁ、毎日連絡もとってたし、怪しいとこなんかなかったもぉん…」
泣く私。
無言で聞くマヤ。
元彼は女がいた。しかも一人ではなく、複数。
モテるほど良い顔もしてなければ器用でもない。
複数の女と付き合っていけるほど稼いでいるわけでもない。普通のサラリーマン。
スーツが似合うわけでもない。
服に興味もあまりない。
そんな元彼に複数の女がいたなんて…信じられなかった。
今日恋に終止符を打つ。
いや、終止符を打たれてしまった。
ひろはさっきまで付き合っていた彼。もう元彼。
2年半付き合っていた。
なんとなく結婚するのかな、なーんて思っていた。私だけ。
なんでも言い合えた。
喧嘩もした。
しかし他に女がいたらしい。
知らなかった。
気配すらなかった。
気付かなかっただけだろう。
ここまでくると鈍感としか言いようがないよね。
「最悪な男と結婚する前にわかって良かったじゃぁん」
マヤが明るくなぐさめてくれた。
マヤは幼稚園からの幼なじみ。
私の性格も恋愛も全て知っている。
今日ランチに誘ってくれたのもマヤ。
食が進まない私に無言でサラダを分けてくれた。
「だってさぁ、毎日連絡もとってたし、怪しいとこなんかなかったもぉん…」
泣く私。
無言で聞くマヤ。
元彼は女がいた。しかも一人ではなく、複数。
モテるほど良い顔もしてなければ器用でもない。
複数の女と付き合っていけるほど稼いでいるわけでもない。普通のサラリーマン。
スーツが似合うわけでもない。
服に興味もあまりない。
そんな元彼に複数の女がいたなんて…信じられなかった。