授業が終わってからすぐ未来に話かけられた。

未「美優ってなんで、優斗の事そんなにさけるの?」

美「え?…なんでって…
わ、私男嫌いだからだよ?」

未「嘘だ!ホントの事言ってみな?」

美「うーん…。…あのね?優斗の顔見ると顔がね、ぼぉ〜っと赤くなるんだ。なんで?」

未「ん…それは病気だね。」

美「え?!なんの?!命は助かる?!病院行ったほうがいい?!」

未「まあ、まあ、落ち着いて。
この病気の名前はね?」

美「うん?!」

未「〝恋〟っていう病気だよ」

美「こ、恋!?」

またまた、私の顔は赤くなっていた。

急に恥ずかしくなって、走り出した。



私は、なんだか分からなくなり、自動販売機の横でココアを飲んでいた。

優「やっと見つけた!どこ言ってたんだよ。探したん‥‥」

私はダッシュした。

だって、優斗がいたから。

私の顔はやっぱり赤い。

振り向いても、優斗はいない。

逃げたくないのに、逃げてしまう。

これが〝恋〟ってやつ?

まさか、私が恋なんてするはずない!

そう思ってたんだけど…