『次の試合は、1年A組対3年C組です』

とアナウンスが入った。

「おしっ！ 絶対、勝つぞ！！」

「ああ」

「当たり前！！」

斎藤が言って、黒田、弥生が続く。

「相手が誰であろうと、ぶっつぶす！」

流が黒い笑みを見せる。
怖っ！！

「油断しないでね…」

なんか怖いぞ…、皆……。

「魅夜、行くよ！」

弥生にそう言われて、私はベンチを立った。




「それではこれより、1年A組対3年C組の試合を行います」


ピーと笛がなり、試合が始まった。



「魅夜！！」

流から、パスが回される。私はそれを、リングへ投げる。

ボールは、リングに入った。

「よしっ！」

3Pが決まった。