「真琴にとっても、京雅にとっても麗桜はあまりいい思い出がないことは知っている…。だけど、、、好きなんだ。」


聖十はそういいうつむいた。


「……真琴、いいのか?」


「もちろん。私は大丈夫。」


「お兄さん、真琴とお腹の中にいる子供には絶対手を出させないでください。」


「京雅?それって…でも…。」


「お前を守るためだ。いいですよね?」


京雅は聖十に聞く。


「あぁ、約束しよう。お邪魔しました。」


聖十はそういい玄関に向かった。


「真琴、京雅。ありがとう…。」


「家族なんだからそんなのいいよ。ね、京雅?」


「…おぅ……。また、来てください。」