「はぁ…」


真琴は軽くため息をついて二人に聞く。


「何の用事でここに来たのお兄ちゃん。それから京雅いつまでも相手の手を握っているのは失礼だよ。」


その言葉で二人は我に返った。


「失礼しました…。」


京雅は素直に手を引いた。


「あ、あぁ…今日ここに来たのは俺の結婚報告であってだな…。」


「「ん!?」」


「結婚!?お兄ちゃんが!?」


(驚きすぎて目が飛び出るかと…)