「少し歩くか…。」


「ん。」と差し出された手を握る。


握り返ってくる強く熱い京雅の手。


この手にずっと守られてたんだね私。


これから先も二人で仲良くやっていきたいな…。


あ、三人だね。もしかしたら…もっと増えるかも!?


私は静かに京雅を見つめた。


「…なんだよ。」


「…ありがとう。」


「おぅ。」


  -完結―