「まぁまぁ、早く先に進みなさいな。」


華南耶に促され進む私。


ずっと前に進むと白い花や黄色い花が教壇の上に飾られている。


「なにこれ…?ドッキリ?」


しばらくすると白いスーツに身を包んだ京雅が現れた。


「え…?京雅?」


無言で私に近づく京雅。


「真琴。」


優しく呼ぶ声…。


改めて京雅が戻ってきたんだと思い知らされる。