「ゴホンッ。…とりあえず、安心していい。」


「京雅…ありがとう。」


だけどやっぱりどこか納得のいかない。


あんなことされても私はまだ、麗桜ちゃんと仲良くなりたいなんて思うんだ…。


やっぱり私はみんなが言うお人よしなのかもって…。


「で、結婚式いつすんの?」


「「えっ!?」」


突然の亜季斗の言葉に京雅と真琴が驚く。


「だって京雅さん、真琴先輩に言ったんでしょ?三年後迎えに行くって。」


「やっぱ迎えに行くってことは結婚だよね、亜季夜。」


「俺に話を振らないでよ…そうだけど。」


なんだかんだ言って話にこたえる亜季夜。